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概要:英石油大手BPは15日、今年4-6月(第2四半期)に最大175億ドル(約1兆8800億円)の減損損失を計上すると明らかにした。これは10年前に発生した米メキシコ湾原油流出事故以来の大規模な減損となる。新型コロナウイルスの感染拡大によって長期的な原油需要が損なわれているほか、クリーンエネルギーへの移行も加速している。
英石油大手BPは15日、今年4-6月(第2四半期)に最大175億ドル(約1兆8800億円)の減損損失を計上すると明らかにした。これは10年前に発生した米メキシコ湾原油流出事故以来の大規模な減損となる。新型コロナウイルスの感染拡大によって長期的な原油需要が損なわれているほか、クリーンエネルギーへの移行も加速している。
BPは向こう数十年間の石油・ガス価格予想を20~30%引き下げた。二酸化炭素の排出にかかるコストも以前の想定値から2倍以上に増大する見通しだ。
同社が第2四半期に計上する非現金減損費用と減価償却の見通しは税引き後で130億~175億ドルとなっている。
同社は発表文で「新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が世界経済に及ぼした影響は長期化し、エネルギーへの弱い需要が長期にわたる可能性があるとみている」とし、「パンデミック後の余波として、低炭素経済への移行が加速するだろう」と指摘した。
北海ブレント原油価格については、2021-50年の平均価格をバレル当たり55ドルと予想しており、従来の同70億ドルから下方修正した。ヘンリーハブ・天然ガス先物の予想は100万Btu(英国熱量単位)当たり2.90ドルと、これまでの同4ドルから引き下げた。
2030年には二酸化炭素1トン当たりの排出コストは100ドルと予想しており、従来予想の40ドルから大幅に引き上げた。
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