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概要:11日の米株式市場時間外取引で、カナダのスポーツ衣料品メーカー、ルルレモン・アスレティカの株価が下落。同社がこの日発表した2-4月(第1四半期)の売上高は予想に届かなかった。オンライン販売は2倍近く増えたものの、店舗閉鎖の影響を穴埋めするには至らなかった。
11日の米株式市場時間外取引で、カナダのスポーツ衣料品メーカー、ルルレモン・アスレティカの株価が下落。同社がこの日発表した2-4月(第1四半期)の売上高は予想に届かなかった。オンライン販売は2倍近く増えたものの、店舗閉鎖の影響を穴埋めするには至らなかった。
2-4月期のオンライン販売は為替変動の影響を除いたベースで70%増加。4月のオンライン販売は125%増え、勢いは続いているとカルビン・マクドナルド最高経営責任者(CEO)がアナリストに語った。
実店舗を含めた売上高は6億5200万ドル(約700億円)と、この約4年で初めてアナリスト予想を下回った。合わせて489の実店舗のうち、中国本土を含む295店舗が10日時点で営業。月末までにほぼ平常に戻る見通しだ。
ルルレモンは新型コロナウイルスの影響を理由に、2021年1月通期(20年2月-21年1月)の見通しを示さなかった。同社幹部はアナリストとの電話会議で、改善は緩やかなものとなり、5-7月(第2四半期)の売上高は1桁台後半の減少を見込んでいると説明した。
同社株価は時間外取引で一時8.4%下落。年初から11日の取引終了時点までで33%上昇している
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