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再送英経済、コロナ禍前の水準を来年初に回復＝中銀総裁
요약：(誤字を修正して再送します) ［ロンドン ２９日 ロイター］ - イングランド銀行（英中央銀行）のベイリー総裁は、英経済は新型コロナウイルス感染拡大前の水準を来年初に回復するとの見方を示した。欧州中
［ロンドン ２９日 ロイター］ - イングランド銀行（英中央銀行）のベイリー総裁は、英経済は新型コロナウイルス感染拡大前の水準を来年初に回復するとの見方を示した。欧州中央銀行（ＥＣＢ）がオンライン形式で主催した金融シンポジウム「ＥＣＢフォーラム」で述べた。
ベイリー総裁は「英経済は来年初めにコロナ禍前の水準を回復すると予想している。８月初旬時点の予想から１─２カ月後ずれする可能性がある」と述べた。
中銀は８月、今年第４・四半期にコロナ禍前の水準を回復するとの見通しを示していた。総裁が示した新たな見通しは、英景気回復が予想以上に鈍化している兆候を反映している可能性がある。
中銀は今月２３日の金融政策会合で、金利上昇の根拠が「強まったもよう」との見解を表明。市場では、１１月もしくは１２月に利上げが検討される可能性があるとの見方が出ている。
ベイリー総裁は、資産買い入れプログラム終了前の年内に利上げに踏み切る可能性に関するコメントは避け、「英中銀は金融政策伝達手段としての金利の効果を理解しているため、金利を金融政策運営の第１の手段として利用していく」と表明。インフレ期待を緊密に注視し、ガソリン不足などの供給不足を巡る問題がインフレに二次的な影響を及ぼさないか見守ると述べた。
金融市場では、英中銀は来年２月までに利上げに着手し、金利を０．１％から０．２５％に引き上げるとの見方が織り込まれている。
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