米小売大手ウォルマートは16日、通期の売上高・利益見通しを上方修正した。世界的なサプライチェーンの混乱で、第3・四半期(8─10月)のマージンは圧迫されたものの、書き入れ時の年末商戦に玩具や衣料品などの需要が急増することを見込む。
米商務省が16日に発表した10月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.7%増と、市場予想の1.4%を超えて増加した。供給の制約が続く中、年末商戦が早めに始まったことで押し上げられたとみられる。9月の小売売上高は0.8%増と、0.7%増から上方改定された。
米商務省が16日に発表した10月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.7%増と、市場予想の1.4%を超えて増加した。増加は3カ月連続。供給の制約が続く中、年末商戦が早めに始まったことで押し上げられたとみられ、インフレ高進が消費支出を抑制していない可能性を示唆した。
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は14日、今後数カ月インフレ率は高水準で推移すると予想しているが、インフレ高進は一時的である可能性が高く、米連邦準備理事会(FRB)は過剰反応すべきではないとの見解を示した。
ポーランドのモラウィエツキ首相は14日、ベラルーシ経由で移民が流入している問題を解決するため、北大西洋条約機構(NATO)は「具体的な措置」を取る必要があると述べた。ベラルーシと国境を接するポーランド、リトアニア、およびラトビアがNATO条約に基づき協議を求める可能性があることを示唆した。
国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)は13日、合意文書を採択し、閉幕した。地球の気温上昇を1.5度に抑える望みを維持し、壊滅的な気候変動を回避することを目指す。
約240年前、レンブラントやルーベンスの傑作をエカテリーナ2世に売ったジェームズ・クリスティーは、自分のオークションハウスが将来、「バーチャルなサル」を暗号資産運用会社に100万ドル(約1億1000万円)以上で提供することになるとは夢にも思わなかっただろう。
米ニューヨーク連銀は12日、連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の縮小)の具体的な計画を公表した。
米政府は12日、日本と鉄鋼・アルミニウム関税を巡る協議を開始すると発表した。
バイデン米大統領は週明け15日に議会を通過した1兆ドル規模のインフラ投資法案に署名する。関係筋によると、ホワイトハウスは大規模な署名式典を開催し、看板政策の一部を実現させたバイデン大統領の功績をアピールする見通し。
米ミシガン大学が12日発表した11月の消費者信頼感指数(速報値)は66.8となり、2011年11月以来の低水準となった。市場予想は72.4で、10月は71.7(確報値)だった。
英製薬大手アストラゼネカが12日発表した第3・四半期決算によると、新型コロナウイルスワクチンの販売が利益をわずかに押し上げた。
ブリンケン米国務長官は10日、欧州がエネルギー不足に陥る中、ロシアが天然ガス供給を政治手段として利用する兆候に注目していると表明した。実際にそのような戦略が取られた場合は、米政府はドイツと協力して適切に対応する決意だと強調した。
米財務省は10日、10月の財政赤字が1650億ドルと、前年同月の2840億ドルから42%減少したと発表した。経済回復を背景に個人や法人の所得税収入が急増した。
米国時間の原油先物は下落。バイデン米大統領が10日、エネルギー価格を抑制する方策を模索する米国家経済会議(NEC)に指示したと明らかにしたことを背景にドルが上昇したことが重しとなった。
ドイツの自動車大手ダイムラーのケレニウス最高経営責任者(CEO)は10日、ガソリンなどの化石燃料を使う自動車の段階的廃止に向けコミットしているとしつつも、全面的な禁止が「答え」ではないという考えを示した。
米連邦準備理事会(FRB)当局者は8日、政策金利を巡る議論に焦点を当て始めた。FRBがテーパリング(量的緩和の縮小)開始を発表し、早ければ来年見込まれる利上げへの準備を進める中、このような議論が今後数カ月で活発化する見込みだ。
米ホワイトハウスのジャンピエール副報道官は8日、連邦準備理事会(FRB)の次期議長を巡る人事が注目される中、バイデン大統領が先週にパウエルFRB議長とブレイナード理事と個別に面会したというCNBCの報道について、確認することを控えた。
米シカゴ地区連銀のエバンス総裁は8日、現在見られるインフレ高進がおおむね「一過性」で、供給サイドの圧力解消に伴い収束するという認識を改めて示しつつも、「現段階までに一段の進展があると想定してた」と語った。
イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は8日、物価上昇観測が賃金上昇につながっていると判断されれば、中銀は対応すると述べた。