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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎米国市況:株続落、経済対策協議が難航-ブレント原油50ドル台
10日の米株式市場ではS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が続落。11月の選挙後で最も集中的な経済対策協議が行われる中、投資家は合意がまとまる可能性を見極めようとしている。
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S&P500種は日中安値からは持ち直したものの、マイナス圏で終了。一方、ナスダック100指数は反発した。経済対策協議を巡っては、ムニューシン財務長官と民主党ペロシ下院議長が共に事態が大きく進展しているとの認識を示したが、交渉は引き続き難航している。
個別銘柄では、上場初日を迎えた民泊仲介エアビーアンドビーが新規株式公開(IPO)価格の2倍余りで初値を付けた。
S&P500種は前日比0.1%安の3668.10。ダウ平均は69.55ドル(0.2%)安の29999.26ドル。ナスダック総合指数は0.5%上昇。
グラディエント・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、キース・ガングル氏は、市場は経済対策の「合意を待っている」と指摘。「年末にかけて相場がいずれかの方向に大きく動くことはないだろう」と語った。
米国債は反発。この日の30年債入札が予想外に好調な結果となり、今週の入札に対する懸念が後退した。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.91%。
外国為替市場ではドルが幅広い通貨に対し下落。オーストラリア・ドルとカナダ・ドルは、コモディティー(商品)相場の上昇を背景に急伸した。ポンドは下落。ジョンソン英首相は、貿易協定なしで欧州連合(EU)単一市場を離脱する準備を整えるべきだと言明した。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。ドルは対円ではほぼ変わらずの1ドル=104円22銭。ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.2143ドル。ポンドは0.8%安の1ポンド=1.3295ドル。
ニューヨーク原油先物相場は大幅反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は1.26ドル(2.8%)高の1バレル=46.78ドルで終了した。
ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.39ドル高の50.25ドルと、9カ月ぶり高値。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)で世界の経済活動が急停止してから初めて50ドルの大台を回復した。
ニューヨーク金先物相場は小幅続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、0.1%安の1オンス=1837.40ドルで終了。米経済対策協議の行き詰まりで投資家と産金業者から換金売りが出たと、BMOキャピタル・マーケッツの金属デリバティブ取引責任者、タイ・ウォン氏は指摘した。金は朝方、米新規失業保険申請件数が予想を大きく上回る増加となったことから上昇していた。
原題:Stocks Mixed, Bonds Climb Amid Stimulus Stalemate: Markets Wrap(抜粋)
Pound Drops on Brexit Concerns; Aussie, Loonie Jump: Inside G-10(抜粋)
Oil Emerges from Covid Abyss With Startling Year-End Turnaround(抜粋)
Gold Declines With Traders Awaiting Progress in Stimulus Impasse(抜粋)
◎欧州市況:株下落、ECBや通商交渉で銀行に売り-イタリア債上昇
10日の欧州株は下落。銀行株を中心に売りが広がった。欧州中央銀行(ECB)が新型コロナウイルス危機に対応すべく追加金融緩和を決定したほか、英国と欧州連合(EU)の通商交渉難航も地合いを冷やした。
ストックス欧州600指数は0.4%下落。エネルギー株は原油高に連れてこの日上昇した。
ECBは、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を5000億ユーロ(約63兆2000億円)増額し、期間は9カ月延長して最短でも2022年3月末までとした。また、少なくともコロナ禍が終息するまでは低金利を維持する意向を示した。
欧州債はイタリア債が小幅高。ドイツ債は変わらずだった。ECBの発表した緩和策の規模は市場予想に一致した。
イタリア債のパフォーマンスはユーロ圏の他国債を上回った。同国債利回りは総じて過去最低を更新した。
ドイツ債はほぼ変わらず。ECBの政策判断発表後に下げたが、取引終了にかけて埋めた。短期金融市場が織り込む2021年12月のECBの利下げ幅は9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、10日の取引開始時の同10bpから縮小した。
英国債利回り曲線は大きくブルフラット化。英国がEUと通商合意を成立することなく移行期間を終了する可能性が高まっている。短期金融市場が織り込むイングランド銀行(英中銀)の10bp利下げ時期は来年8月と、これまでの12月から早まった。
ドイツ10年債利回りはマイナス0.6%で変わらず、フランス10年債利回りは1bp上げてマイナス0.36%、イタリア10年債利回りは2bp下げて0.57%。
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