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概要:10日、英国とEUの通商交渉は不調というニュースにより、合意に至らないEU離脱が現実になる可能性があります。これにより、英ポンド/米ドルは約1.3250に低下
ジョンソン英首相と欧州委員会のフォンデアライエン委員長は夕食会を開きましたが、核となる問題についての意見が相違するため、合意には至りませんでした。EUの関係者によると、双方はEU離脱にいての交渉にはまだ長い道のりになるそうです。
その核となる問題の1つは、漁業権の問題と推定されています。ジョンソン氏は、英国の法律や経済水域を管理する権利を弱めるような合意を受け入れることはできないと述べました。
双方は、今週末をコンセンサスに達するための最終期限として設定しました。英国首相のスポークスマンは、ジョンソン氏が2021年には交渉しないことを明らかにしました。つまり、日曜日に合意に達することができない場合、来年は新たな合意がありません。
交渉合意に達する可能性が低く、ドイツコメルツ銀行の外国為替専門家は、今後の為替レートはより多くの変動になる可能性があると予想しています。
ブルームバーグの調査によると、英国とEUが合意に達しない場合、英ポンドは来年半ばまでに1.25米ドルに下がる可能性があります。
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